Googleドライブのファイルは、別のアカウントやフォルダに残っている場合があります。見つからないときは、使っていたアカウント、検索条件、ゴミ箱、共有権限の順に調べてください。
自分が所有するファイルは、自分のゴミ箱や復元手続きを調べます。共有されたファイルは、所有者に所在や権限を確認してもらう場合があります。復旧を進める間は、ゴミ箱の中身と共有設定を保ってください。
この記事では、ファイルを探し、アクセスを取り戻すための手順を説明します。画面の名前は端末や提供状況で異なります。詳しい確認はパソコンのブラウザ版を基本にします。確認日:2026年10月2日。
最初に「自分のファイルか、共有されたファイルか」を分ける
マイドライブには、自分のファイルのほか、他人のファイルへ移動するショートカットも置けます。復元や権限の相談先を知るために、まず所有者を確認してください。
| 状況 | 次に確認する場所 |
|---|---|
| 自分が作成・アップロードした | 作成時のアカウント、検索、ゴミ箱 |
| 他人が共有してくれた | 共有メールや元のURL、所有者、現在の権限 |
| 仕事・学校の共有ドライブにあった | 組織アカウント、共有ドライブの管理者 |
| パソコンのフォルダだけにない | ブラウザ版ドライブに残っているか |
| ファイルはあるが中身が変わった | 操作履歴や変更前の版 |
ファイル名、最後に開いた日、共有してくれた人、URLを控えると、探す作業と問い合わせが進めやすくなります。
1.右上のアカウントを、メールアドレスまで確認する
個人用、仕事用、家族用などを使い分けていると、別のアカウントを開いているだけで「全部消えた」と見えることがあります。
- Googleドライブ右上のプロフィールを開く。
- 表示されているメールアドレスを確認する。
- ファイルを作った、または共有メールを受け取ったアカウントへ切り替える。
- そのアカウントで、同じファイルを検索する。
アカウントはメールアドレスで確かめてください。ブラウザとスマートフォンアプリでも、同じアカウントを開いているか確認します。
Googleの現行ヘルプも、元のファイルにアクセスしていたアカウントへのログインを確認するよう案内しています。Google「紛失したファイルを探す」
以前届いた共有メールの宛先も、アカウントを探す手がかりになります。URLを開いて「アクセス権が必要」と出る場合は、まずその宛先のアカウントで開いてください。
2.フォルダをたどる前に、ドライブ全体を検索する
名前や保存場所が変わっている場合もあるので、ドライブ上部の検索から全体を探してください。
まずファイル名の一部だけを入力します。完全な名前を思い出せなければ、案件名、学校名、資料の内容など、覚えている語から始めてください。
見つからないときは、種類・ユーザー・更新日などの絞り込み条件をいったん外してください。その後、必要な条件だけを追加します。
- PDFだったなら、種類をPDFにする
- 共有してくれた人が分かるなら、ユーザーで絞る
- 最後に更新した時期が分かるなら、日付を絞る
検索欄で使える例として、自分が所有するファイルを探す owner:me、ゴミ箱の項目を探す is:trashed があります。端末によって利用できる検索方法が異なるため、分からなければ画面のフィルタから指定してください。Google「ファイルを検索する」
「最近使用したアイテム」にないファイルも、検索で探してください。見つかったら開き、名前と中身から目的のファイルか確かめます。
3.ゴミ箱にあれば「復元」を選ぶ
自分で削除した可能性がある場合は、同じアカウントのゴミ箱を確認します。
パソコン版の基本手順は次のとおりです。
- Googleドライブを開く。
- 左側の「ゴミ箱」を開く。
- 名前や、ゴミ箱へ移動した日付で対象を探す。
- 該当ファイルを右クリックし、「復元」を選ぶ。
- 復元後に検索し、開けることと内容を確認する。
Googleの案内では、ゴミ箱に入ったファイルは30日後に完全削除されます。30日は最初の作成日ではなく、ゴミ箱に入った後の期間です。手動で完全削除した場合は、この期間を待たずにゴミ箱からなくなります。Google「削除したファイルを復元する」
共有された他人のファイルが自分のゴミ箱にない場合は、所有者に削除や共有権限の変更がなかったか確認してもらってください。
4.共有ファイルなら、元のURLと権限を確認する
共有メール、チャット、ブラウザの履歴に残っているURLを、正しいアカウントで開いてみます。
「アクセス権が必要」と表示されたら、所有者や共有した人に、ファイルの所在と現在の権限を確認してもらってください。共有フォルダの権限が外れたり、アクセスできないフォルダへ移動したり、フォルダにアクセス制限が付いたりすると、ファイルを開けなくなる場合があります。Google「ファイルとフォルダへのアクセス制限」
アクセスのリクエストは、業務で使う正しいアカウントから送ってください。所有者には、必要な人に権限を付けてもらいます。「誰でも見られる公開リンク」へ変えると、不要な公開につながります。
所有者へ連絡するときは、次の情報をまとめると確認しやすくなります。
ファイル名:○○/URL:○○/使用アカウント:○○/最後に開けた日:○月○日。現在は「アクセス権が必要」と表示されます。移動・削除・共有設定の変更がないか確認をお願いします。
Googleの「アクセスをリクエスト」は、ファイルを開く権限を求める操作です。承認後も所有者はそのままです。ファイルが削除されている場合は、所有者側で復元を確認してもらいます。Google「共有を停止、制限、変更する」
5.ショートカットから開けないときは、元ファイルを探す
ショートカットは、別の場所にあるファイルやフォルダへ移動するためのリンクです。中身は元ファイルに保存されています。
そのため、次のようなことが起こります。
- ショートカットがなくても、元ファイルは残っている
- ショートカットが見えていても、元ファイルの権限がないため開けない
- 元ファイルがゴミ箱や完全削除の状態になり、リンクが無効になる
元のURLや検索結果から、ファイルを開いてください。権限が足りなければ所有者に依頼し、削除されていれば所有者側で復元を確認してもらいます。ショートカットを作り直すのは、元ファイルの所在と権限を確かめてからにしてください。Google「ドライブのショートカット」
また、他人のフォルダ内で自分が作ったファイルは、そのフォルダがなくなったことで見つけにくくなっている場合があります。Googleの紛失ファイルの案内では、検索欄の is:unorganized で探す方法が示されています。Google「未整理のファイルを検索する」
6.移動・名前変更が疑われるなら、操作履歴を見る
いつから見つからなくなったかが分かる場合は、その前後の履歴を確認します。
パソコンで「マイドライブ」を開き、情報アイコンから「履歴」を確認します。名前変更、移動、削除、共有の変更などが手がかりになります。対象のフォルダが残っていれば、そのフォルダを選んで履歴を見ます。Google「操作履歴とファイル バージョン」
履歴で移動や削除を見つけたら、自分の権限で実行できる復元方法を確認してください。見られる履歴や使える操作は、権限によって変わります。
ファイルが残っていて内容だけ変わった場合は、変更前の版を探してください。Googleドキュメント等の変更履歴と、PDF・画像等の版管理では操作方法が異なります。必要な版を確かめ、現在の共同編集を上書きしない方法で扱ってください。
7.完全削除されたかもしれない場合は、早めに相談する
個人のGoogleアカウント
ゴミ箱にない場合でも、条件によって復元できることがあります。Google公式の削除ファイルの復元ヘルプを、対象ファイルを所有していたアカウントで開き、ログイン後の案内を確認します。
ログイン後の画面で、利用できるリクエストと復元条件を確認してください。復元の可否は条件によって変わるので、30日を過ぎた場合や有料プランでも、復元できるという保証はありません。他人の所有ファイルは、所有者に確認してもらいます。
仕事・学校のGoogle Workspace
仕事・学校のファイルは、組織の管理者へすぐに相談してください。Googleの管理者向け案内では、ユーザーがゴミ箱を空にしてから25日以内の削除アイテムを復元できるとしています。これは組織向けの手続きで、管理者の権限や対象データなどの条件があります。個人用アカウントの条件は、前の節の復元ヘルプで確認してください。Google Workspace「削除済みファイルの復元」
相談時は、削除した日時、ファイル名・URL、使っていたアカウント、保存場所を伝えてください。共有ドライブや退職者のファイルも、組織の管理担当者に状況を調べてもらいます。
パソコンやスマホだけに見えないとき
ブラウザ版の同じアカウントで開けるなら、そのファイルはクラウドに残っています。端末側の表示、同期、利用アカウントを確認してください。
パソコンにだけ保存し、ドライブへアップロードしていなかった場合もあります。「ダウンロード」や「ドキュメント」など、保存時に選んだ場所を探してください。
アプリや同期用フォルダを削除する前に、端末にしかない必要なファイルを調べてください。ブラウザで見つかったファイルと、端末上の同名ファイルの内容も比べます。
よくある質問
容量がいっぱいだと、今あるファイルが全部消えますか?
個人アカウントでは、容量がいっぱいになると、ドライブで新しいファイルをアップロード・作成できなくなります。容量超過が2年以上続くと、コンテンツが削除される場合があります。Googleは削除の対象となる3か月以上前に通知すると案内しています。仕事・学校のアカウントは、組織の管理者に適用条件を確認してください。Google「保存容量の超過と削除の条件」
容量不足と、検索・共有・削除は別に確認します。空き容量を増やすためにさらに削除する前に、今見つからないファイルの所有者と場所を調べてください。容量整理はGoogle保存容量とGmail受信の確認記事で整理しています。
同じ名前のファイルを作り直せば、前の共有リンクは戻りますか?
前の共有リンクを使いたい場合は、元ファイルの復元や権限の回復が必要です。同じ名前で別ファイルを作っても、前のURLや共有権限は戻りません。作り直す場合は、復旧する元ファイルと区別できる名前にしてください。
他人が削除した共有ファイルは、自分で戻せますか?
復元できるかは、自分の権限とファイルの所有関係によります。所有者や共有ドライブの管理担当者に、削除状況と復元方法を確認してもらってください。自分のゴミ箱にないファイルも、所有者側には残っている場合があります。
復元したら、どこを確認しますか?
ファイル名だけでなく、本文・ページ数・必要な添付や数式を開いて確かめます。共同作業のファイルなら、必要な人のアクセスも確認します。見つかったURLと保存場所を記録してから、通常の整理を再開しましょう。
公式情報
確認日:2026年10月2日。復元可否はアカウント、所有者、削除状況、管理者の権限等によって異なります。
執筆・検証:カネさん(政経プラスチャンネル運営)+ ChatGPT。AIは構成・論点整理・出典確認を補助しています。

