情報確認日:2026年10月13日
Chromeから怪しい警告や広告が繰り返し出る場合は、そのサイトの通知許可を止めてください。警告内の「削除」「修復」や電話番号には触れず、Chrome自身の設定画面から操作します。
IPAは、ブラウザの通知機能を悪用し、偽の感染警告から不審なサイトへ誘導する手口を案内しています。通知に有名な企業の名前やロゴがあっても、それだけで本物とは判断できません。IPAの注意喚起
通知に表示されたサイト名を確かめる
警告の文章ではなく、通知を送っているアプリ名とサイトのアドレスを見ます。Chromeと表示されていれば、Chromeが許可したWebサイトの通知である可能性があります。
通知の一部に出るドメイン名をメモしてください。画面を保存する場合は、個人情報が写り込まないようにします。不審なサイトをもう一度開く必要はありません。
Edgeなど別のブラウザから届いているなら、そのブラウザの通知設定を確認します。Chromeだけ変更しても、別のアプリからの通知は止まりません。
Chromeの通知設定から、対象サイトをブロックする
パソコンのChromeで右上のメニューを開き、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「サイトの設定」→「通知」へ進みます。
通知を許可しているサイトの一覧を確認し、通知に表示されていたアドレスを探します。該当サイトの権限をブロックに変更してください。Googleのヘルプには、許可しないサイトへアドレスを追加する方法も載っています。Chromeの通知設定
よく使う銀行や仕事用サービスなど、関係のないサイトまでまとめて変更すると、必要な通知も届かなくなります。発信元が分かる場合は、そのサイトから止めましょう。
「ページが勝手に開く」場合は別の設定も見る
画面端の通知と、新しいタブや別のウインドウが開く現象は、同じ操作で直るとは限りません。
| 表示のされ方 | 確認する場所 |
|---|---|
| 画面端にサイト名付きの通知が出る | Chromeの「通知」 |
| 新しいタブや画面が勝手に開く | 「ポップアップとリダイレクト」 |
| Chrome以外のアプリ名が出る | そのアプリの通知設定 |
| 許可を止めても不審な操作が続く | 拡張機能・導入アプリ等を調査 |
Googleは、ポップアップについて「サイトの設定」内の「ポップアップとリダイレクト」で許可先を確認する方法を案内しています。広告を見た時刻と表示方法を記録しておくと、別の現象を取り違えずに済みます。
通知を止めた後、何を操作したかを振り返る
通知を見ただけなら、発信元をブロックし、同じ通知が再び来るか確認します。通知が止まったことは確認できますが、それだけでパソコン全体を点検したことにはなりません。
通知先でパスワードを入力した、ソフトを入れた、遠隔操作を許した、料金を支払った場合は、その操作への対応が必要です。入力したサービスの公式窓口や、決済を扱う会社の公式連絡先へ相談してください。
何を入れたか分からないときは、ダウンロードしたファイル名や操作時刻を控え、パソコンのメーカー等に状況を説明します。「警告を消すため」と案内されても、追加のソフトを重ねて入れないようにしましょう。
再発したら、届いているブラウザとアドレスを見直す
設定後も通知が出た場合は、前と同じ発信元か、別のサイトかを確認します。仕事用・個人用など複数のChromeプロフィールを使っている人は、通知を許可した側の設定を調べます。
すべての通知をWindows側で非表示にすると、目に入らなくはなっても、サイトへの許可が残ることがあります。発信元の許可を止めたかを確認してください。
今後、サイトから「通知を許可」と表示されたら、そのサイトの更新を継続して受け取りたいときだけ許可します。動画を見る、本人確認をする、感染を直すために通知許可が必要だと誘われても、その説明をそのまま信じないでください。
出典
情報確認日:2026年10月13日。
