情報確認日:2026年10月14日
Chromeの保存パスワードは、GoogleパスワードマネージャーからCSVファイルに書き出せます。 CSVはパスワードを読める状態で保存するため、移行先を先に用意し、取り込み・ログイン確認・CSV削除まで続けて進めます。ここではパソコン版Chromeのパスワード移行を扱います。
同じGoogleアカウントで使うだけなら、CSVが要らない場合もある
Googleアカウントにパスワードを保存している場合は、対応する別端末で同じアカウントへログインして利用できる仕組みがあります。端末だけに保存しているパスワードか、Googleアカウントにあるものかを先に確認します。
Googleのパスワード管理案内は、アカウント保存と端末ローカル保存を区別しています。Chrome右上のプロフィールが別アカウントなら、移したい一覧も違うことがあります。
別の管理アプリへ移す、端末内の保存をまとめて取り込む等の場合にCSVを検討します。会社・学校が管理するアカウントやパソコンは、組織のルールに沿って担当者へ移行方法を聞いてください。
書き出し前に、移行先の条件を確認する
移行先がCSVの取り込みに対応しているか、どの列名・形式を使うかを公式案内で調べます。パスワードの一覧と、認証アプリのワンタイムコードや復元コードは別の情報です。
パスキーも、CSVのパスワードと同じものではありません。この記事の操作だけで、すべてのパスキーや2段階認証まで移ると考えないでください。利用しているサービスの移行方法を別に確認します。
書き出す作業は、自分だけが使えるパソコンで行います。共有PCや他人が開ける共有フォルダに保存せず、同期フォルダへ自動保存される設定かも確認します。保存先は、後で自分が確実に見つけて削除できる場所にします。
ChromeでCSVを書き出す手順
Googleのインポート・エクスポート手順では、次の方法が案内されています。
- パソコンでChromeを開く。
- 右上のメニューから「パスワードと自動入力」を選ぶ。
- 「Googleパスワードマネージャー」→「設定」を開く。
- 「パスワードをエクスポート」の「ファイルをダウンロード」を選ぶ。
- 画面の本人確認や警告に従い、保存先を確認して保存する。
表示名はChromeのバージョンで変わることがあります。書き出しボタンが見つからなければ、パスワード一覧画面だけでなく、マネージャーの設定を開いているかを確認します。
作成されたCSVは、ログイン情報の保管庫のように暗号化されたまま扱えるファイルではありません。メールやチャットに添付したり、内容をAIへ貼り付けたりせず、取り込みにだけ使います。
Googleへ取り込む場合は、CSVの列と件数を確認する
Googleパスワードマネージャーに取り込む場合は、「設定」の「パスワードをインポート」からファイルを選びます。公式案内は、CSVの1行目に url、username、password の列が必要と説明しています。
書式が違う場合は、まず移行元・移行先の公式手順を比較してください。表計算ソフトで無理に編集すると、文字列や記号が変わる場合があるため、元データを勝手に置き換えないようにします。
| 起きたこと | 確認する内容 |
|---|---|
| ファイルを選べない | CSV形式か、移行先がその形式に対応するか |
| 一部だけ取り込まれない | エラー行、列名、件数上限、重複 |
| サイトが見つからない | アプリ名やサイト名で一覧内を検索 |
| ログインに失敗する | 対象URL、ユーザー名、現在のパスワード |
Googleは1回に3,000件までの取り込みを案内しています。大量の一覧で分割が必要な場合も、元のCSVと分割ファイルの保存先を全部把握し、後で消す対象を残さないようにします。
取り込めた件数と、実際のログインを確認する
「完了」の表示だけで、移行を終えないでください。移行先の一覧で代表的なサービスを検索し、URLとユーザー名が合っているかを確認します。
利用頻度の高いサイトをいくつか、自分の通常のログイン画面で試してください。2段階認証が必要なサイトは、その認証方法も利用できるかを確認します。別アカウントへ誤って取り込んだ場合は、それ以上の作業を止め、正しい保存先と修正方法を調べます。
まだ確認できない項目があるなら、旧管理アプリの一覧をすべて削除する段階には進みません。移行できた範囲と残った範囲を控え、エラーの原因を確認します。
CSVは取り込み後に削除し、ごみ箱も確認する
Googleは、CSVを残すと端末を使える人がファイルを開いてパスワードへアクセスできると注意しています。取り込み確認後は、書き出したファイルを削除してください。
ダウンロードフォルダ、作業用コピー、分割したCSV、共有・同期先へ保存してしまったコピーの有無も確認します。Windowsのごみ箱に残る場合は、対象のCSVだけを選んで完全削除する方法を確認します。無関係なごみ箱全体を空にする必要はありません。
ここで削除するのは書き出したCSVです。「Googleパスワードマネージャーのデータをすべて削除」と取り違えると、保存しているパスワードやパスキーへ影響します。
CSVを他人へ渡した、公開共有へ置いた等の場合は、削除だけで他人が持ったコピーまで取り戻せません。関係するサイトのパスワード変更と、アカウントのアクセス確認を進めます。
この手順の確認範囲
2026年10月14日にGoogleの公式資料を確認した手順です。この記事のために実アカウントのパスワードを書き出したり、CSV移行を実機検証したりはしていません。画面が違う場合は、利用中のChromeと移行先の現行案内に沿って進めてください。
参照資料
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執筆・検証:カネさん(政経プラスチャンネル運営)+ ChatGPT
