iPhoneが充電できないときは、まずケーブルを外し、濡れや破損がないか確認します。問題がなければ、接続、電源、ケーブル、充電端子の順に見直してください。
Appleの案内では、接続などを確認したあと30分充電し、起動しなければ強制再起動して、さらに30分充電します。
1.液体の警告や破損がある場合は充電を止める
「Lightningコネクタで液体が検出されました」「USB-Cコネクタで液体が検出されました」などの警告が出た場合は、ケーブルをすぐに外します。iPhoneとケーブルが乾くまで、再接続しないでください。
iPhoneはコネクタを下向きにして手のひらに載せ、優しくたたいて余分な水分を出します。その後、風通しのよい乾いた場所で自然乾燥させます。30分以上経ってから再度接続し、警告が出る場合は最長24時間を目安に自然乾燥させてください。
次の方法は使いません。
- ドライヤーなどの熱源を当てる
- エアダスターで乾かす
- 綿棒やペーパータオルを充電端子へ入れる
- 米の袋に入れる
ケーブルの被覆が破れている、端子が曲がっているなど、目に見える損傷がある場合も使用を中止します。
2.電源へ直接つなぎ直す
充電ケーブル、電源アダプタ、コンセントの接続を一度外し、奥までしっかり接続し直します。
USBハブや変換アダプタなどを間に挟んでいる場合は外し、可能なら壁のコンセントと充電器へ直接接続してください。別のコンセントや、充電できることが分かっているパソコンのUSB端子を試すと、電源側の問題を切り分けられます。
3.ケーブルと電源アダプタを確認する
充電ケーブルと電源アダプタに、断線、端子の曲がり、変色などの異常がないか確認します。破損したアクセサリは使わないでください。
正常に使える別のケーブルや電源アダプタがある場合は、組み合わせを1つずつ変えて充電を試します。どれを使っても充電できないのか、特定のケーブルだけで反応しないのかを確認してください。
4.充電端子を目で確認する
iPhone底部のLightning端子またはUSB-C端子に、目立つ異物がないか明るい場所で確認します。ケーブルが奥まで入らない場合は、異物や端子の変形が影響している可能性があります。
無理にケーブルを押し込んだり、金属製のピンなどを差し込んだりしないでください。自分で安全に取り除けない場合や、端子が変形している場合は修理窓口へ相談します。
5.再起動してから30分充電する
接続やアクセサリに問題が見当たらない場合は、iPhoneを再起動します。その後、充電器につないで30分ほど待ってください。
画面にバッテリー残量低下のアイコンが表示された場合も、すぐに何度も操作せず、そのまま充電を続けます。
6.起動しなければ強制再起動し、さらに30分待つ
30分充電しても電源が入らない場合や、バッテリーアイコンのままの場合は、充電器につないだ状態で強制再起動します。
iPhone 8以降とiPhone SE(第2世代以降)は、音量を上げるボタンを押してすぐ放し、音量を下げるボタンを押してすぐ放します。その後、Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを押し続けます。
強制再起動後も起動しない場合は、さらに30分充電します。それでも電源が入らない、または充電されない場合は、Appleの修理サービスへ相談してください。
画面が真っ暗な状態が続く場合は、次の記事でも確認手順をまとめています。
7.80%停止・低速充電・対応していない充電器を確認する
まったく充電できないのではなく、80%付近で止まる場合は故障とは限りません。
- 「バッテリー充電の最適化」により、使用開始時刻まで80%を超える充電を保留している
- 本体が熱くなり、温度が下がるまで80%を超える充電が制限されている
- iPhone 15以降で「充電上限」が80%などに設定されている
iPhoneと充電器が熱い場合は、直射日光を避けた涼しい場所へ移します。温度が通常の範囲へ戻ると、充電が再開されることがあります。
iOS 26では、「設定」→「バッテリー」で、充電完了までの推定時間や充電状態を確認できます。「低速充電」は、より出力の高い充電器で速度を改善できる可能性を知らせる表示であり、それだけでiPhoneや充電器の故障を意味するものではありません。
「Incompatible Charger」(対応していない充電器)と表示される場合は、充電器が接続されていても充電できていない状態です。別のケーブルや充電器を試してください。
修理を相談した方がよい状態
次の場合は、自分で充電端子を掃除したり分解したりせず、Appleサポートや修理窓口へ相談します。
- 合計約1時間の充電と強制再起動を試しても反応しない
- 充電端子が曲がっている、欠けている
- Apple製のケーブルを接続するたび液体検出の警告が出る
- 複数の正常なケーブルと充電器で試しても充電できない
- 「アクセサリはサポートされていない」などの警告が繰り返し表示される
よくある質問
充電マークが出ているのに残量が増えないのはなぜですか?
出力の低い充電器、USBハブ、充電中のゲームや動画再生、本体温度などが影響することがあります。「設定」→「バッテリー」で充電状態を確認し、使用を控えながら壁のコンセントへ直接接続してください。
80%で止まったら充電器を交換するべきですか?
すぐに交換する必要はありません。バッテリー充電の最適化、充電上限、本体温度を先に確認します。
液体検出の警告が出ても急いで充電できますか?
濡れた状態で有線充電すると、端子の腐食や損傷につながる可能性があります。Appleは緊急時に警告を無視する選択肢も示していますが、通常は乾くまで有線充電を避けてください。iPhoneの背面が乾いていれば、対応機種ではQiワイヤレス充電を利用できます。
充電端子の掃除に金属製のピンを使えますか?
使わないでください。端子を傷つけたり、内部へ異物を押し込んだりするおそれがあります。安全に除去できない場合は修理窓口へ相談してください。
確認環境
- 公式情報:Appleのサポート情報を2026年8月29日に確認
- 実機検証:充電器やケーブルを使った実機検証は行っていません


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